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神様はいない Q&A

Q:神が天地を創造したとして、では、神を創造したのは誰なのか?

これはとても興味深い問題です。
神様の親はだれなのか?それを知るには神様に聞いてみるしか方法はないでしょう。
でもそれがわからなかったとしても、神様が私たちを含めたこの世界の創造主である
ことには変わりはありません。



Q:神が人を必要としたのではなく、人が神を創造したのではないか?

人間は、自分の意思でこの世に生まれてきたのではありません。
すべての人間、すべての生き物、みなそうです。
では、なぜ、私たちは存在するのでしょうか。
存在たらしめた原因者を考えてみる必要があると思います。
当サイトが、この問題を考えてもらうきっかけになれたら幸いです。



Q:生物が、より生きやすいように、自分で考えて、進化してきたのではないのか?

より住みやすい環境をもとめて、生物が移動するということはあるかもしれません。
しかし、目のない生物が、目のある生物に進化した過程は、自分では進化できません。
なぜなら、目は光をとらえるためにレンズ構造をしていますが、レンズを考えるには光の性質を知っていなければならず、目がなくて光を見たことのない生物にはそれが不可能だからです。
よって、進化は自分で考えてなされたものではありません。
光の性質を知っていて、目を創造してくれた存在を神様と呼びます。



Q:人間は、人間の能力で生きているのではないか?

人間が生きるためには、酸素が必要です。
が、酸素を体内に吸収するための肺と心臓などの器官は、人間自身が考えたものではありません。
さらに、人間以外の猿や犬も、肺や心臓をもっていますから、あきらかに人間が考えたものではありません。
肺はだれかに考えてもらったものです。そのだれかのことを、なんと呼んでもかまいませんが、神様と呼びます。
すなわち、人間は自分の能力だけで生きているのではなく、神様のおかげで生きているのです。



Q:世の中がこんなに悪人で満ちているのに、神様なんているわけないじゃないか

世の中が悪人で満ちていても、神様が存在しないことにはなりません。
神様は存在するのだけれど、別に原因があるということです。



Q:宗教どうしが戦争している。戦争の原因は神様なんじゃないか

宗教戦争は、神様に原因があるのではなく、神様に対する理解不足から生じます。
それぞれの宗教が、神様を自己中心的にとらえて、自分の神様というのを考えてしまったのが、戦争の原因です。
神様は、戦争している宗教者たちを見て悲しまれていることでしょう。



Q:神様がいるなら、どうして地震や洪水で人が死んだりするのか

神様は、すべての人を愛しています。等しく愛しています。神様は、地震や洪水で人を殺したりはしません。むしろ、そういう結果になってしまったことを、神様は悲しんでいます。
では、なぜ、そういうことが起こるのでしょうか。ここで、私たち今の人類は、キリスト教でいうように堕落してしまっていることを理解しなければなりません。堕落した結果、多くの人間本来の能力を発揮できないでいます。仏教では、人間は煩悩に悩まされているといいます。
気や超能力、霊的能力、予知能力は、特別な人だけが持つ特殊な能力というよりは、本来、すべての人間に備わっていたものだと私は思います。
ねずみやなまずなどの動物は、地震が起きることを予知することができます。万物の霊長たる人間も、本来は、そのような能力を備えていたはずです。しかし、堕落によって、人間はその能力を発揮できなくなってしまいました。地震や洪水の被害から逃れることができないのはそのせいだと思います。
その意味からも、人間は、堕落前の姿に戻らなければならないと思います。たとえ自分1代では戻れなかったとしても、数代かけてでも戻る道があると確信しています。



Q:神様がいたとしても、結局自分の人生は自分で切り開いていくしかない。それなら、神様なんていてもいなくても同じじゃないか

確かに、自分の人生は、自分で切り開いていくしかありません。
しかし、自分の人生は、神様の限りない愛の上にのっかっているということを忘れてはならないということなのです。
地上での生活は、万物がなければ生きていけません。衣食住、すべて万物です。それらが必要なので、私たちは働いてお金を稼ぐし、お金に一番力があるように思われます。
しかし、それら万物は、もともと神様が準備しておいてくれたものを人間が加工したものです。
神様は見えないお方です。見えない世界、すなわち霊界が存在します。人間は死を迎えると霊界で生活するようになります。そのときには、物質は必要ありません。霊界で必要なのは、愛であり、神様との親子の心情関係です。
人を愛することをせず、万物ばかりを見つめ、万物ばかりかき集めながら生きてきた人が霊界にいったらどういうことになるか、おわかりになると思います。「くもの糸」というお話がありますが、あれは、罪人だけがあてはまるお話ではないのです。
ですから、人を愛することはとても重要です。
そして、神様の愛に気がつけば、もっとよいということです。



Q:神様がいるなら、どうして世の中はこんなに不公平なのか

人生は、人それぞれ違います。お金持ちの家に生まれて生涯裕福に暮らす人もいるでしょうし、貧しい家に生まれて生涯苦労する人もいるでしょう。また、裕福そうに見えても実は相当苦労している人もいます。
裕福に暮らしたか貧乏に暮らしたかなどという差は、神様にとってなんの意味もないことです。
その人生のなかで、どれだけ愛を体得したかということこそが重要なのです。
苦労している人って、他人に親切ができると思いませんか?
裕福でも人に冷たい人と、貧乏でも人に親切な人と、どっちが神様に近いでしょうか?また、ほんとに幸せだといえるでしょうか。
神様の愛を知ってみれば、世の中の見方も変わってきます。



Q:神様など見えないし、声も聞こえない。物質的に捉えられないものは存在しない

まず、物質的に捉えられなければ、なにも存在しないのかというと、そうではありません。原子をもっと細かく見ていけば素粒子の世界があります。素粒子をもっとこまかく見ていくと現在の科学では捉えきれないエネルギーの領域に入っていきます。理論的には存在するはずの素粒子で、いまだに存在が確認されていないものもあるでしょう。
物質的に捉えられるというのは、物質間の相互作用があるということなわけですから、物質でないものは、物質的には捉えられなくても当然なのです。物質でないものがあるかどうかはまた別の問題なのです。
考古学者は、遺跡を発掘し、そこで発見した品物から、当時の人々の様子を想像します。考古学者は当時の人の生活している姿を見たわけではありませんが、そこで発見される土器や装飾品は、自然物ではなく、あきらかに人工物だというわけです。
では、植物や動物の遺伝子はどうでしょうか。この遺伝子は、解読の対象になるほどの膨大な情報を蓄えております。それは偶然できたものでしょうか、意図して創られたものでしょうか?膨大な情報を蓄えている事実を考えたとき、創造されたといったほうが妥当です。科学者が遺伝子の世界を神の領域という理由はここにあります。
土器の作者も、遺伝子の作者も、目には見えませんが、存在しないとはどうも考えにくいようです。   (ダーウィン進化論からの考察もご参照ください)



Q:見えない存在が、何かを創るなんてあり得ない

まず、太陽系を考えてみましょう。
遠く離れた星どうしが万有引力で引っ張り合っています。
万有引力は見えない力です。
ですから、見えない力が存在することは確かです。

また、神通力を使う人がいます。
人間は、訓練すれば、遠くの人を、手を触れずに、弾き飛ばすこともできるようになります。
人間が自在に操れる見えない力が存在することも確かです。

そして、霊の力というのがあります。
目に見えない霊が、さまざまな霊障を起こします。
それは事実です。多くの人がその力を知っています。

ですから、目に見えない神様が、目に見えない力でもって、何かを創造することは、決してあり得ないことではないのです。


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