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エッセー集

♪ニュートンの話♪

ニュートンの逸話にこんなのがあります。
ニュートンの友達で、神を信じない人がいました。
ニュートンは、太陽系の模型を作って、ある日、その友達を家に招待しました。
たずねて来た友達は、その模型を見るなり、そのすばらしい模型に感動して、こういいました。
「いったい誰がつくったんだい?」
ニュートンは言いました。
「こんな小さな模型でさえ、誰かが作ったとしかいえないのに、この美しい宇宙が誰の手にもよらず出来たとでもいうのかい?」



♪神様なんて必要ないのかな?♪

神様の存在なんて知らなくても、痛くも痒くもないし、好きなこと楽しいこと、たくさんあって、人生とっても幸せ、ですよね。
でもね、それは、神様が、見返りを求めない無償の、永遠の愛で、わたしたちを愛してくれているからっていうことだと思うのです。
だから、神様のために、神様の気持ちをわかってあげることも大切なんですよね。



♪信仰は弱い人がもつものなのでしょうか♪

苦しいときの神頼みとは、よく聞きますが、苦しいときだけ神様にすがっても、神様はなかなか聞いてくれないのは、当然といえば、当然。
ならば、苦しくなくても毎日神様にすがっていようかな、なんて人を見たら、やっぱり信仰は弱い人間が持つものなんだな、と思われてきます。
でも、すがるだけが信仰ではありません。
神様の心情と事情を理解して、神様の気持ちに立って生きていくという生き方、これが最高の信仰だと思うのです。
この信仰は、時にはつらいこともあって当然です。でも、最高の喜びがあるのも、この信仰でしょう。
「鬼に金棒」という言葉を聞いたことがあると思います。鬼に金棒を持たせれば怖いものなしという意味だと思いますが、この金棒って、信仰のことだったなんて知ってました?



♪ボーイズ・ビー・アンビシャス♪

ボーイズ・ビー・アンビシャスってことば、知っていますか?
その昔、クラーク博士って人が、札幌農学校、いまの北海道大学で、若者たちに語った言葉で、
「少年よ、大志を抱け」という意味です。
でも、クラーク博士がそのあとに続けて言った言葉は、あまり知られていません。
博士は、そのあとに、バイ・クライスト、すなわち、「キリストによって」と言ったんですね。
ただ、大志を抱けというのと、キリストによって大志を抱けというのとでは、意味も価値もぜんぜん違ってきます。
キリスト、すなわち、イエスキリストは、神様を証した人物です。
キリストによって、というのは、キリストの意思を受け継いで、という意味で、
ボーイズ・ビー・アンビシャス・バイ・クライストというのは、キリストの意思を受け継いで、神様の子供としての大志を抱け、ということだったんですね。
社会的にえらくなることをいったのではありません。もっと本質的な世界があるということを言いたかったに違いありません。



♪相対性理論♪

相対性理論を発見して、20世紀の科学文明を飛躍的に発展させたアインシュタイン博士。
博士が、研究する上で、いつも指針にしていた考えがありました。
それは、 「神は複雑なことはなさらない」 というひとつの直感でした。
博士は、自分の研究している理論式が複雑になってくると、いつも、このことを思い出し、軌道修正したといいます。
結果、あの、特殊相対性理論にたどりついたわけです。
科学者のみなさん、「神は複雑なことはなさらない」、覚えておくといい発見ができるかもしれませんよ。
科学者のみなさんに限らず、人生のすべての局面において、この言葉は、なにかいい参考になりそうです。



♪なぜ人を殺しちゃいけないの♪

最近、なぜ人を殺しちゃいけないのと親に尋ねる子供がいるそうですが、みなさん、どうお答えになりますか?
例えば、「それは公理であるから」、とか、「あたりまえのことで理由などはない」という答えで、子供がはたして納得するでしょうか...
結局、大人にもその理由がわからなくなってきてしまっているのが現状なのです。
その答えは、一人一人のいのちがどこからきたのか、どんな背景で、それぞれのいのちがあるのか、というところにあります。
それは、
いのちは神様によって与えられたものであること、
神様が愛を動機として与えてくれたものであること、
地上での生活は、一人一人が愛を完成させて永遠に幸福な生活ができるようにするために、神様がそれぞれに与えてくれたものであること、
というところにその理由があります。
いのちを奪うということは、神様のその人に対する愛を無にし、その人が神様から受けた愛を奪いとる、あまりにもむごいことなのです。
他人のいのちだけではありません。自分のいのちだって、そういう理由があるから大切にしなければなりません。
でも、神様と同じ愛で、人を助けるために自分のいのちを捧げたときだけは、それは、愛を完成させることになり、人生の目的をみごとにまっとうしたことになって、神様も褒めてくれるというわけです。




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